カテゴリーは商品部門や品種のことと違うで。価格帯の意味やねん。カテゴリーキラーのキラーって、あくまで価格帯のキラーのことやねんで。平成の初期に、一時的に専門大店が大型総合店から購買力を奪い取った原因の一つが、この価格帯の開拓やねん。空白やったマーケットの低い価格帯を主力に品揃えしたとこが、結果的にその品種の購買力の大半を取ってたやんな。例えば、ビクトリア王朝風のファザードで、入り口に立ったら香水が漂う高級店もどき。デパートで売られてる豪華な商品を三分の一以下の売価で売ってたやん。こんなので、今までになかった新しいマーケットを開拓したんやで。カテゴリーキラーって、単なる安売り店のことでも、ワンストップショッピング型の総合店のことでもないねん。1)ロワーまたはミドルのポピュラープライスレンジの品目だけを、2)既存企業のどの売場より面積を広くとって3)高収益性を基盤とし、4)加速度をつけた多店化をする5)チェーンストアやで。どんなカテゴリーキラーも、5年後には他社から総攻撃を受けてまうねん。ほなから、パイオニアのとこは、もっと独自の商品と経営システムの開発を取り組まなあかんねんで。 続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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