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日本近代科学の源流がここに。「島津製作所 創業記念資料館」

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企業ミュージアムは、「ミュージアム」というアカデミックな領域と「企業」というビジネス領域の両方にまたがるバッファーゾーンにある。そして運営を担う企業の広報、ブランディング、宣伝、人事などと多様に連携する組織である。本連載では、企業が手掛けるさまざまなミュージアムをPRのプロフェッショナルが紹介し、その役割や機能、可能性について紹介していく。


「島津製作所 創業記念資料館」は、島津製作所が創業100周年を迎えた1975年に創業の地、京都に開設された。企業ミュージアムの中でもパイオニア的存在である。そのミュージアム運営のノウハウを参考にしようと有名企業の担当者も数多く視察に訪れるという。2002年には同社研究員の田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞したことで一躍、世界から注目を集めた。今回は、そのストーリーの源流ともいえるこの地において、生活者となかなか接点が持てないBtoB企業がどのようにしてファンづくりを行っているのか取材した。

取材と文:岡内礼奈(電通PRコンサルティング)


島津製作所 創業記念資料館 外観(写真提供:島津製作所)


地下鉄「京都市役所前駅」を出て、鴨川方面へ。その手前で鴨川と並行して流れる高瀬川沿いを流れと逆方向に歩いていくと、川の源流付近に見えてくる木造2階建て・桟瓦ぶきの町屋形式の建物が、今回ご紹介する島津製

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