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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座20デジタライゼーション(②SoE)-顧客や取引先と連携して価値を共創する-

DXの中で最も華やかで、企業成長につながる圧倒的な成果をもたらすのがデジタライゼーションの中のSoEです。SoEは「System of Engagement」の略称であり、顧客や取引先との関係を意識した情報システムを意味する用語です。米国のマーケティングコンサルタントであるジェフリー・ムーア氏が提唱したことから、顧客関係だけと思われがちな概念ですが、ビジネスパートナーとの関係も含めたサプライチェーン、さらには顧客との関係も含めたバリューチェーン全体での情報システム化(後述する「エコシステム」につながっていきます。)をめざすものと考えるべきでしょう。  デジタイゼーションや他のデジタライゼーションであるSoRや次回ご説明するSoIと同様に、SoEもまた必ずしも高度なデジタル技術を使わないとできないというわけではありません。むしろ、法人客であってもそこで働く人は社長でも社員でも人であり、スマホやタブレットを使っていることに変わりありません。  顧客というと、企業そのものをイメージする人が多いですが、関係を結ぶ、強化するという視点から考えれば、そこで働く人を意識することが必要です。実は、現状においてSoEの役割を果たしている情報システムにおいても「人」を相手にしているWebサイトや電子メールがこれに当たります。  しかし、多くのWebサイトが企業案内にとどまっていたり、事務的な受発注サイ

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