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賃金を上げるかどうか

日本の賃金が上がらないというのは、岸田総理がおっしゃっているような職務主義に変わっただけではむつかしいわけです。というのも、もともとなんで賃金が上がっていないのか整理する必要があります。まずは賃金の年別のグラフみてみてください。グラフこれって、もともと1995年日本経営者団体連合会(現在の日本経済団体連合会)が「新時代の『日本的経営』」という提言を出したんですがその主旨は正規従業員を絞り込んで非正規従業員を増やし、労働費用を圧縮するということだったわけですよ。実は、この提言というか人事方針は、働くグループを3つに分類をした上で、一部職能主義から職務主義への移行を伴うものでした。もちろん、池田内閣時代にすでに職能主義から職務主義というのはあったので斬新というわけではなく、基本的な考え方が労働コストの圧縮にあったというところがその後の状況を左右しました。実際にこの提言というか人事方針は、すべてではないものの、多くの会社で受け入れられる方向にあったわけでその結果、何があったのかといえば、労働コストは圧縮され、賃金は基本的に上がりにくくなり、従業員への企業の投資(教育など)は減り、従業員のエンゲージメントは低く、生産性も低いということになったわけです。企業は企業で海外で売れるようなイノベーションを生まなくなったわけです。日本の経済成長も当然ながら鈍くなりました。つまり、1995年時、じつは

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