企業で働くのと大差ない？麻薬産業について調べました『ハッパノミクス　麻薬カルテルの経済学』トム・ウェインライト

ハッパノミクス | みすず書房麻薬カルテルの経済学 「ラテンアメリカを訪れた私は、麻薬産業の恐ろしい供給面を目撃することになった。そして、麻薬密売につwww.msz.co.jp そのクスリどっから来たの？　麻薬、日本では大麻か覚せい剤がもっぱらニュースで言及されるけど、そもそもどこからやってくるの？という問題に向き合った本。　麻薬戦争が終わらないのは、需要と供給が成り立つ経済の問題だから、今の麻薬ビシネスって、グローバルサプライチェーンの仕事と同じなのよ、ご存知？というのがメインテーマ。　原料の生産、加工、卸、流通、販売ルートと市場の要求といった具合に、麻薬問題を産業として俯瞰しながら、このテーマを掘り下げる。　　著者のトム・ウェインライトが南米のメキシコやコロンビアなどに取材に趣き、コカの畑を見学したり、密売のルートをたどったりする。　その一方で、近年盛んになったというオンラインでのドラッグ購入も実体験してみる。結構実践的なのが興味深い。　2017年の本なので、現状は変わっている面もあるだろうが、根本的な構造に大きな変動はないので一読してみてはいかがだろう。日本でも医療用に大麻に関しての法律が変わるし、案外身近な問題かもしれない。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

リンク元