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「企業は社会の公器」を実践するINAXライブミュージアム

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企業ミュージアムは、「ミュージアム」というアカデミックな領域と「企業」というビジネス領域の両方にまたがるバッファーゾーンにある。そして運営を担う企業の広報、ブランディング、宣伝、人事などと多様に連携する組織である。本連載では、企業が手掛けるさまざまなミュージアムをPRのプロフェッショナルが紹介し、その役割や機能、可能性について紹介していく。


日本六古窯(にほんろっこよう)の一つで平安時代から続く常滑焼(とこなめやき)は愛知県常滑市のやきものだ。それを礎に、土管からタイル、衛生陶器などの住宅設備機器として発展したINAX(現LIXIL)。やきもの文化の伝承・進化を使命に、貴重なやきものを調査・研究・復元・保存管理・公開する「INAXライブミュージアム」を通して温故知新のものづくりを大切にする企業姿勢と、ミュージアムによる社会貢献について紹介する。

取材と文:櫻井暁美(電通PRコンサルティング)


「窯のある広場・資料館」外観写真(写真提供:INAXライブミュージアム)


「INAXライブミュージアム」は、1986年に当時のINAXの社長伊奈輝三(文中敬称略)により常滑の近代産業を伝える文化施設として「窯のある広場・資料館」が開館されたことから始まる。伊奈製陶からINAXへと社名変更がなされた翌年のことであった。

創業者伊奈長三

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