世界経済はスタグフレーションに陥るのであろうか?米国は基軸通貨国でもあり、そうなれば日本を含む世界各国へ不況の波は津波のように押し寄せてくる。今回、1960年終盤に始まったスタグフレーションを振り返り覗いてみる。1960年代の後半、第二次世界大戦後の経済ブームに陰りが出てきて、アメリカは国際競争が激化するなか製造業における雇用の減少、ベトナム戦争への多大な支出などが重なり、労働組合の活発な活動も影響、失業率とインフレ率が上昇した。これは日本やドイツの戦後経済が急成長して、米国にブーメラン効果として、降り掛かって来たとも言えよう。それに追い討ちをかけるようにオイルショックが起こり、失業率の増加にも関わらず高インフレが定着する異常事態となってしまった。1971年から1978年まで、FRBはインフレ対策として政策金利(FFレート)を引き上げ、その後、今度は不況への対策として同レートを引き下げた。このちぐはぐな政策によって混乱に陥り、インフレがさらに進んだのである。1980年にはCPI(消費者物価指数)が13.5%に達した。FRBは最終的に政策金利を20%近くまで引き上げピークに達した。これにより1990年入りインフレの嵐はようやく沈静化したのだが、苦しく暗いトンネルは20年間続いたのだ。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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