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吉備友理恵・近藤哲朗『パーパスモデル 人を巻き込む共創のつくりかた』(2022年)を読んで。

「パーパス」という言葉を最近本当によく耳にする。パーパス、つまり存在意義は、もちろん重要である。では、パーパスはどのように使うべきなのか。どのような使い方があるのだろうか。それを具体的に記す書物はまだあまり世に出ていないように思われる。本書は、どのように共創関係を「パーパス」を用いて作っていくのかを記した一冊である。図解総研の近藤哲朗さんが共著者に入っているため、図解が豊富で、わかりやすい。本書では、「パーパスモデル」という一つの「パーパス」の使い方を紹介している。事例を使って第2章に説明があるが、私は結構わかりやすいケースが多く取り上げられていて良かったと感じている。また、著者の吉備さんは1993年生まれということで現在20代のはずだが、この年齢でここまでパーパスの活用方法について概念化できているのは素晴らしいと思った。(アウトプットに年齢はあまり関係ないのかも知れないが私が同年代の頃と比べてそう感じた) 今後にも期待できる逸材ではないか。共創では、多くのステークホルダーとともに、プロジェクトを推進していくことになるが、そうしたときに、「共通目的」をどのように設定するべきか、そしてそれぞれの主体者の目的を見える化しておくことも重要である。官民共創の文脈で考えると、行政と民間では目的が異なることが多いが、なんとなく繋がって実証プロジェクトを進めることも多い。しかし実証プロジェクトが

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