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『企業価値評価のすべて』

◇1803 『企業価値評価のすべて』 >KPMG FAS/日本実業出版社本書は、今枝昌弘さんと食事をした際に紹介いただいた本。ファイナンスの勉強をしていて、ある程度基礎的な部分は理解したので、応用編でよい書籍はないですかとお尋ねし、教えていただいたのだ。今枝さんらしい、実務に根ざした使い勝手のよさそうな本。ファイナンスというと、ついついインカム・アプローチでCAPM理論でWACCを算出してNPVを計算する、といった理屈に陥りがちであるが、本書ではコスト・アプローチやマーケット・アプローチについても実務的な解説がなされており、M&Aの現場で重宝されるであろう構成。今の自分の経歴からすると、M&Aのバリュエーションに関わる機会は将来的には少なさそう。むしろPMIなどに駆り出される可能性の方が高いかもしれない。そう考えると、本書のような実務書は、買って目次を眺めてはみたものの、なかなか手を出せずにいたのだ。今回、別のアプローチからROE、ROA、ROICといった一連の理屈を勉強しなおし、その延長で本書も手に取ってみた。ROEの勉強などをする過程で、自分では理解できていると思っていた点が、理解できていなかったり、新しい気付きを得ることができた。そのうえで本書のような実務書を読むと、知識がスーッと頭に入ってくる。さて、そんな良書だが、今の私にはちょっと使い道がなさそう。せっか

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