ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

国税庁「サケビバ!」で感じた超個人的見解。

国税庁の「サケビバ!」の批判が続いている。若者へのお酒の強要、国税庁の税収確保という視点から厳しい意見が上がっているが、僕の違和感を覚えた部分は、そこではない。ズレているのかもしれないけど。気になったのはむしろ、日本酒推進の取組に、若者を狙い撃ちしてアイデアを捻出させる発想が他力本願に見えて、どことなく姑息さを感じた部分だ。国税庁のコメントの中に、「若年層自身にビジネスプランを提案してもらう」とあるが、なぜ「自身」という修飾語を追加したのか。あたかも彼らこそが主役であるかのような書きぶりだ。「これからの日本酒文化は、あなたたち若者が担い手になるのだよ」という少し傲慢なニュアンスが見える。アイデアを出すのに、若者にターゲットを絞る必要性はない。数の論理で考えると、むしろ幅広い世代からピックアップした方が遙かに多くの良案を得ることができる。なぜそれをしなかったのか。若年層の方が斬新なアイデアを期待できるからだろうか。それもあるかもしれないが、僕には、文化を暗に担わせる将来負担の強要に見える。「大人はずるい。」この企画を一言で表現すると、これに尽きる。国税庁は自ら知恵を絞ることを放棄して、若者に丸投げしただけの企画だと思う。この丸投げは、中央官庁としてのプライドはないのか?という感覚がある。国税庁という官庁の特殊性もあるのかもしれない。ここだけで日本酒全体の業界底上げを図るのは実質不可能

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました