耳を起点に、日常の可能性を拡張するテクノロジー体験を。―33 Production―
「サウンドデザインから考えるCX」。この連載では「音」というメディアにフォーカスした電通のさまざまな取り組みをご紹介していきます。
第1回では、UI(ユーザーインターフェイス)とサウンドデザインの関係をひもときました。第2回では、耳のさまざまな機能に注目し、テクノロジーを活用したコミュニケーション開発をしているDentsu Lab Tokyo の「33 Production(ミミプロダクション)」の取り組みについて、クリエーティブ・テクノロジストの九鬼慧太とコミュニケーションプランナーの尹珠煐、プロデューサーの尾崎賢司が解説。耳を起点とした、日常の可能性を拡張するテクノロジー体験をご紹介します。
<目次>
▼耳・音にスポットライトを
▼耳の3つの能力とセンサー付きイヤホン
▼プロジェクトロジェクト第一弾「Ear SPORTS」イヤホン
▼耳を活用することによるCXの未来
▼最小デバイスによるサウンドデザインの可能性
耳・音にスポットライトを
情報伝達において、視覚情報や言語情報だけでなく、音声情報も重要な要素の一つです。
アメリカの心理学者のアルバート・メラビアンの著書「Silent messages」で提唱されたメラビアンの法則では、言語・聴覚・視覚から受ける情報に誤解が
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