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サステナブル時代、「蔦屋書店」がコミュニティになる!

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SDGsの達成やサステナブルな社会の実現のためのヒントを探る、本連載。今回は、蔦屋書店および、蔦屋書店を中核とした商業施設「T-SITE」の立ち上げを指揮する、カルチュア・コンビニエンス・クラブ 株式会社・蔦屋書店company メディア事業本部 本部長の鎌田崇裕氏にお話を伺います。

「循環型社会の実現に向けて、蔦屋書店はコミュニティになれる」と言う鎌田氏。店舗ごとにコンセプトを持つことの重要性、SDGsをお客さまに自分ごと化してもらうためのきっかけづくり、さらにリアルなメディアプラットフォームへの思いなどについて語っていただきました。


蔦屋書店やT-SITEの出店をプロデュースしてきた鎌田崇裕氏。出店に先立ってマーケティングを行い、顧客が求めているものや地域のライフスタイルを探り、店舗のコンセプトを軸に、メーカーのプロモーションやコラボレーション企画の立案などを行っている。


蔦屋書店は、お客さまの「共感」を生むコミュニティになれる

──カルチュア・コンビニエンス・クラブは、「TSUTAYA」や「蔦屋書店」を運営しています。2011年に「代官山 蔦屋書店」がオープンしたときは、大きな話題になりました。鎌田さんはその立ち上げを指揮されたそうですね。

鎌田:代官山の蔦屋書店は、少子高齢化が進む中で、ペルソナを60代に設定して「大人の蔦屋

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