広報の効果測定〈再掲〉
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広報の効果測定について先週の金曜は宣伝会議主催の「広報効果測定1日セミナー」に参加しました。まる1日かけて、ココノッツの君島邦雄氏、日本ヒューレット・パッカードの本田光広氏、ファンケルの中村太郎氏の3氏から、みっちり講義を受けました。このテーマ、広報関係者なら誰もが悩むポイント。僕もその一人です。広報「活動」そのものの目標設定と評価、そして、活動が企業にもたらす「結果」からみた広報活動の評価。もっともベーシックな定量的効果測定は、掲載記事や放映されたテレビ番組の「広告換算」です。掲載スペースや放映時間から、同じ大きさ・長さの広告をその媒体・番組に出稿した場合、媒体料金(広告制作費は含まない)はいくらになるか、という指標です。ほとんどのPR会社や企業広報で、これを実施しているはずです。ただ、これは「メディアに載った成果」に過ぎず、たとえばその掲載のおかげで商品がどれだけ売れたとか、企業イメージが向上したとか、株価が上昇した、といった「企業メリット」との関連で、広報活動やその結果としてのメディア露出(パブリシティ)を評価するものではないわけです。では、どんな方法があるのか? 心のどこかでそれを期待して参加したのですが、結論から言うと、目の覚めるようなナイスアイデアには出会えませんでした。むしろ、定量的評価の手段はこの広告換算しかない、という現実を再認識しました。君島さんの説明はシンプル
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