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人間関係のマトリックスを活用して、自立した組織をつくる

こんにちは。企業変革コンサルタントの小野司です。カイゼン活動、業務改革活動、企業変革活動に取り組む若きリーダー、経営者様に活動のヒントをお届けしています。変革活動の最大の目標の一つは、メンバーそれぞれが「自立」することです。そして、自ら問題点を見つけ、自ら解決していくこと、創造的に仕事をしていく組織を作ることです。これは、多くの社長さんからいつもお聞きすることです。自立する組織をつくるために、ヒントとなるのが「人間関係のマトリックス」です。人間関係のマトリックスを簡単に説明しますと、対人関係において、人間が感情的にいきがちな場所があり、・相手が「自立」にいると、自分は「依存」・相手が「依存」にいると、自分は「自立」になるいうものです。簡単にいえば、「自立」とは、人に頼らない、「依存」とは人に頼るというものです。自立は一人で突き進むタイプ、依存は他人の気持ちに寄り添うタイプでもあります。そして、一方の「自立」が強くなれば、相手の「依存」も強くなるという力学関係にあります。また、個人の「自立」「依存」は、固定するのではなく、相手によって、また、その時々によって変わります。理想は、センターといって、「自立」でも「依存」でもない状態、または、「自立」「依存」が行ったり来たりする状態です。注.人間関係のマトリックスでは、自立・依存とも、それぞれ「ポジティブ」「ネガティブ」に場合分けされ4つに

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