2012年に筆者らが発表した「データサイエンティストが21世紀で最もセクシーな職業である」と述べた論考は、データサイエンティストの存在を一躍、世に知らしめた。それから10年が経ち、データサイエンティストへの認識は大きく変わっている。仕事の制度化が進み、職務範囲が再定義され、必要とされるテクノロジーも大きく変化した。一方で、コーディングスキルの重要性は低くなり、それよりも倫理的側面の理解が重要となった。データサイエンティストには、ビジネス課題に向き合い、それを解決する要件をモデルに変換する能力がいっそう必要とされている。本稿は、データサイエンティストの変化と企業の対処すべき課題について論じる。
Source: ハーバード
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