広がる宇宙産業プレーヤー。アップデートされるJAXAの役割
新しいソリューションづくりを担う、電通のソリューションクリエーションセンターでは、宇宙という場を活用したソリューション開発に取り組んでいます。
今回は、同部署センター長の鈴木 裕之氏が、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)新事業促進部長の伊達木 香子氏にインタビュー。宇宙ビジネスの現状とこれからの可能性について話を聞きました。
<目次>
▼近年の宇宙開発概況について
▼宇宙生活の課題から、地上の暮らしをより良くする「THINK SPACE LIFE」
▼4つの宇宙事業カテゴリーの進展
▼宇宙ビジネス5カテゴリー。日本の得意分野とは?
近年の宇宙開発概況について
鈴木:私たち電通では、クライアント、あるいは社会全体の課題解決に向けて、統合的なソリューションを提供する電通の姿勢を「Integrated Growth Partner」として全社で掲げています。
私たちの部署では、新しいソリューションを創造していますが、宇宙も着目すべき領域です。電通全体で20年ほど前から宇宙の広告利用の実績があり、現在もソリューション開発中です。
伊達木さんがJAXAの新事業促進部長に就任されてから1年半がたちます。この間にも、さまざまな企業が宇宙の領域に関わったり、新しい事業が生まれたり
コメント