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回想のブランディング—7

どんなプロジェクトも期限はあるものだが、このプロジェクトの期限とは社内で経営層の了解を取ればいいというようなものでなく社外に大々的にデヴューするという、まさに本番が期限日なのである。考えてみてほしい、一企業の新VIのお披露とはわけが違い、多くの人がそこにかかわってくるかなり公共性の高いプロジェクトだからである。今から考えてみてもスポーツに限らず一般企業のCIでもこれに匹敵する発表は私の記憶するところではNTTの民営化のときの発表くらいなのではないかと思う。つまり、社会的なインパクトをともなうという点においてである。 したがってベイスターズのプロジェクトでも多くの関係者に対して作業経緯を毎月報告しながら進められた。報告会は大洋漁業の大会議室でおこなわれたが、その会議室は大変大きく中央にある長い会議テーブルは端から見ると反対側は遠近法でいう先が狭くなって見えたものである。一時代をつくった大企業であることをあらためておもい起こさせた。あたりまえのことなのだが、このような報告会やプレゼンテーションは作業者にとって大変労苦を強いるものなのである。当時のインターブランドはこのような大きなプロジェクトの経験者はグローバルレベルでみてもほとんど見当たらなかった。 いまでこそ、インターブランド社には世界各国から有能な人材が集まっているだろうが当時、この世界ではまだまだライバル社の方が経験、人材、組織

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