ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

今回の値上げは一時的なものか?

食品の値上げが消費者物価のレベルでも実感できるようになってきました。7月6日の日経新聞によるとスーパーでのパンや冷食など主要60品目の6割が1年半前と比べて値上がりしたと言います。一方で値上がり品目の半分は販売額が減ったとも出ていました。ここにはやはりブランド力の差が出たのでしょう。いくつかの食品カテゴリーのPOSを見ていると、トップブランドほど値上げしやすく販売量も維持、時には上昇の傾向があるようです。ブランドの重要性はいまさら強調することもありませんが、値上げの時ほどその価値を実感することもないのではないかと思います。現在の値上げは企業物価のコストアップ、つまり諸々の世界情勢と円安による「一時的なもの」のように感じるかもしれませんが、僕はちょっと別の見方をしています。つまり今の世界情勢の不安定さが続き、そこに依って立つグローバル経済のなかで企業が生産を続けるのであれば、このような値上げまたは「不安定な供給」は今後もしばしば起きるだろうと思います。「値上げをどうするか」という目の前の問題は大事ではありますが、値上げをした後に「更なる値上げ」を強いられることも十分にある。円があれよあれよという間に139円までいったことを考えるとそのようなことは十分に想定されます。根本的なところでは「いまの状況が更に進むとして、原材料の安定供給をどうするか」という設問を立てるほうが現実的ではないか。

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました