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【107】Today’s Branding Topic

昨日は缶メーカーのリブランディングでしたが、今日は創業1956年の箱メーカー、一新堂のリブランディングを取り上げます。3代目社長は、デザイナーを単なるプロダクト開発ではなく、会社のコンサルティングをしてもらえる方ということで、人選をしたそうです。一新堂は、佐賀県の有田焼を運ぶための梱包箱からスタートしました。3代目が家業を継ぐまでは、有名アパレルブランドの箱の製造をしていたそうです。それはアパレルブランドから代理店、そして一新堂が受注するものでした。ゼネコンの住宅設計をしていた本土氏が家業を継いで3代目になった時、製造していた箱のクオリティの高さに驚き、下請けではなく一新堂として指名を受けるプロダクトを開発されたかったそうです。3代目の社長が就任し、社内の改革を始めたところ、それに反発する社員の多くの方が退職するという事態も起き、売上も下がったそうです。どうにか、それでも当初の意思を貫くため、デザイナーにコンサルティングからプロダクト開発を依頼。売り上げが下がっていたこともあり、デザイナーに支払える予算もなかったため、3代目の社長の給料から天引きしてデザイナーにフィーを支払っていたそうです。それで開発したのが、「ISSHINDO FOLDING BOX」。このプロダクトは、グッドデザイン賞 受賞しています。業績はV字回復。価格は一番大きいサイズで8,250円。https://iss

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