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家柄より「実力主義」で中国の統治システムを作ったのはモンゴル系だった

日本の教科書が教えてきたアジア史は、いわば中国中心の見方だった。しかし、それではアジア全体の歴史のダイナミズムを感じ取ることはできない。アジア史はもっと雄渾で、さまざまな民族が闘争を繰り広げてきた。彩り豊かなその歴史を、民族・宗教・文明に着目して世界史を研究する宇山卓栄氏の新刊『民族と文明で読み解く大アジア史』から、おもに日本と中国、朝鮮半島との関係について連載でご紹介する。
Source: 現代ビジネス

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