スポティファイにおけるスケーラブルアジャイルのチーム設計
ケーススタディ:スケーラブルアジャイルのチーム設計 デジタルエンジニアリングの位置づけコグニザントが取り組むデジタルサービスには、デジタルトランスフォーメーション(DX)に深く関わるAIとデータ、IoT、Cloudそしてデジタルエンジニアリングなどがある。デジタルエンジニアリングとは文字通りデジタル製品を設計し作り出すためのサービスである。端的には、デジタルネイティブな資産やアプリケーションを構築するサービスであり、広義でとらえれば、企業が単なるDOING DIGITAL(デジタル化)ではなくBEING DIGITAL(デジタルトランスフォーメーション)できるチームを作り、継続して成果を創出する支援をも示すものと言える。ITとデジタルは同じではない。従いIT人材はデジタル人材と同義ではない。DXにおいては、旧来のITで手掛けてきた様なシステム構築やアプリケーション開発とは異質であることを認識しておかねばならない。つまり、開発標準やメソドロジ(方法論)に基づき成果物を納品し、本番カットオーバーを以てプロジェクトとし、稼働後は保守および運用サービスをするのが一般的である。デジタルエンジニアリングは、これらをかなり否定する。つまりデジタルの仕掛けを作り上げてゆくのにアプローチがITのそれとことごとく異なる。この点を解説してゆきたい。 デジタルは何が違うか日本国内のIT支出は、約30兆円と
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