コロナ禍によって、フレキシブルワークの普及が加速した。時間と場所に縛られない働き方は、育児や介護を担う従業員をはじめ、多くの人々に恩恵をもたらしている。しかし、必ずしも利点ばかりではない。週末や休日など従来の勤務時間外に仕事をすることで、内発的動機づけが著しく低下し、モチベーションを維持できなくなるという弊害がある。「しかるべき勤務時間」という社会規範によって心理状態が悪化することへの対処が必要だと、筆者らは指摘する。本稿では、意図的にマインドセットを変化させることで、フレキシブルワークの恩恵に浴しつつ、モチベーションを維持する方法を論じる。
Source: ハーバード
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