日銀が長期金利の上昇を抑えたい理由は、大きく3つほど考えられる。第1に、これまでの政策の整合性を保っていくため。今のイールドカーブコントロールを見直せば、金融緩和スタンスを変更したと受け取られかねない。黒田総裁の任期が一年後に迫る中で大きな政策転換は考えにくい。金融緩和的な環境を維持することで、民間需要の増加を後押ししていく。中小企業を中心とする企業の資金繰りを支援することで景気回復を促したい。第2には、金融機関経営、金融システムの安定維持に配慮するため。アメリカの長期金利が市場の予想を上回って上昇すると日本の金融機関の収益は一段と悪化する。海外の金利が上昇すると金融機関が保有している外国債券の評価損がふくらむから。国内金利の上昇は銀行の信用コストを増大させ、利益にもマイナスとなる。第3には、中長期的には政府の債務コストの増大を抑えるため。金利が上昇すると、過去に発行した国債の買い替えコスト、新規に発行するコストが増大する。(2022/5/6 ラジオNIKKEI 町田徹の経済リポートふかほり! 左三川郁子さん)続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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