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コロナ禍で一層存在意義を高める企業ミュージアム

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企業ミュージアムは、「ミュージアム」というアカデミックな領域と「企業」というビジネス領域の両方にまたがるバッファーゾーンにある。そして運営を担う企業の広報、ブランディング、宣伝、人事などと多様に連携する組織である。本連載では、企業が手掛けるさまざまなミュージアムをPRのプロフェッショナルが紹介し、その役割や機能、可能性について議論したい。プロローグとなる#01では、大正大学・高柳直弥氏に電通PRコンサルティング取締役社長・牧口征弘氏がインタビューした。

企業ミュージアムが目指すものは、「採算性」ではない

牧口:企業ミュージアムという、高柳先生の研究テーマそのものが、とてもユニークだと思います。まずは、そうした研究に至ったきっかけを伺えますか?

高柳:大学在学中に、博物館学芸員の資格を取ろうと思ったことがきっかけです。企業ミュージアムというものは、それ単体で採算がとれるものではない、というのが当時の常識でした。でも、そこには訪れた人の心を揺さぶる、何かしらの価値がある。当時の経営学で、それを説明することはできませんでした。だからこそ、研究してみようと。誰も解明していないものを研究してみるのって、面白いじゃないですか?


高柳直弥氏:大正大学地域創生学部 専任講師
2012年:大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了 博士(経営学)

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