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企業の制度は働き手のためにあるべき~自分の会社は「人が軸」か?~

成果主義が導入されて久しくなりました。最近ではジョブ型雇用の導入も進み始めています。日本伝統の年功序列の復権も取り沙汰されることもありますが、そもそも成果主義の導入は何のためだっただろうか?成果主義は米国型の経営が輸入されることでスタートしました。「実績を出した人が報われる」という一見フェアなシステムです。ただ、そのためには成果を可視化する必要があり、勢い定量的な数値であらわすことができることが評価の中心になります。IFASの導入以降、四半期での業績チェックが必須となりました。常日頃、経営の健康診断をするという意味ではよいかも知れませんが、あまりに短い期間でチェックしても成果の出ない仕事もたくさんありますよね。結局、投資家が投資しやすいように会社を「見える化」する仕組みだと言えます。このように「目に見えるもの・定量化しやすいこと・短期間での成果」で従業員や会社の評価がされると、どうしても近視眼的な成果・業績に終始しがちになります。欧米型資本主義はフロンティアを求めて進展してきました。そこで生まれた成果主義やIFASなどは究極のところ投資する株主のためのものであり、そこには配当のために利益を極大化したい経営者の思惑を垣間見ます。働き手の姿は浮かんできません。業績が悪くなると人員整理をする。人手が足らなければ大量採用する。人材を駒としてしか扱わない企業に持続的な発展はないと信じたいもの

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