仕事に熱意のない日本人
仕事に熱意がある人が海外に比べ少ないという事ですがまずは働き方ですけど、大きく3つのことがあります。1つはメンバーシップ型ということですね。これ、結局なにかといえば学生が一括で就活するわけですよ。日本は。で、当然ながら素人が何をするかもわからないままどこで働くかもわからないまま就職するんですね。これは大学を卒業したら就職という繋がっているというところを含め海外とは全く違うんですよね。海外は大学は大学。就職は就職。繋がっていないんです。で、就職も各企業の空いたポストに応募するか長期インターンシップに応募するかなんですよね。だから、少なくとも何をするか、とどこで働くかは基本的に決まっているんですよ。もちろん社員の5%くらいの経営幹部候補となる場合はいろんな仕事をするようになるんですけど、あくまで少数派で、大半は決まった仕事をするんですね。で、日本の場合は素人を採用して、社内でOJTでもって鍛えるということなんです。この鍛えるというところが、なぜか人間として成長させるという話につながりやすい。ここが宗教チックな面が出てくるんですけど、日本の場合は働くというのが成長のための修行という位置づけになっているような観点というか、そういう人がいます。もう1つはメンバーシップ型というのは同じ組織で働くという事が重要視されます。家族経営というと聞こえはいいですが、要はそういう仲間意識があるわけです。だ
コメント