『PRINCIPLES・人生と仕事の原則』

○1956　『PRINCIPLES・人生と仕事の原則』　＞レイ・ダリオ／日本経済新聞出版社本書は新型コロナウイルスの流行前、週１回くらいのペースで東京に出張していた際、書店で何度も見かけたもの。時には平積みしてあり、時にはポップが付してあり、と書店としてもかなりの力の入れよう。タイトルは『人生と仕事の原則』。原理原則論が好きな私としては、読んでみたいなと思わせられるシンプルで魅力的なタイトル。しかしながら、少し立ち読みをして著者の経歴を見てみると投資会社の創業者である。一般の会社とは様相が違うだろうし、私が読んでもあまり役に立たないかもしれないと、躊躇していた。（値段が4000円と高いことも躊躇の一因だが、必要な本は高くても買うべきだと思っている）そんな折に、慎泰俊さんのブログで本書を取り上げていて、今年一番の本だというような感想が書いてあるのを読み、思い切って購入してみることにした。分厚い本なので電子書籍で買うことも考えたのだが、装丁が美しかったので紙の本を購入。そういえば、ちょうど本書を購入した直後から、新型コロナウイルスの影響が出始め、東京に出張できなくなってしまった。結論は「買ってよかった、読んでよかった」である。心配していた投資のノウハウといった話はほとんど出てこず、どうやってベンチャー企業を大きな組織に育てていったか、組織マネジメントや仕組みづくりの話であり、私が興味を

リンク元