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SDGsが抱えるジレンマ

SDGsについては私自身が社会問題を取り扱うゼミに所属しているため、理解はあるつもりでいる。 ただ、ジェンダー、環境、雇用、平等など、社会問題を包括し、一見完璧に見えるSDGsの目標であるがターゲットが多岐に渡ることにより、あっちを立てればこっちが立たずといったジレンマで溢れている。環境も大切であるが、それにより経済発展が遅れる国も出てきてしまう。私はここで大切なのは「正しくデータを読み解く」ことであると考える。 例えば、循環型社会を目指し洋服の寄付を試みるとしよう。その際に気をつけなければならないこととして、送り先のニーズが挙げられるのだが、そこの意識をせず「とりあえず寄附」をしている人が多いのだ。そして、ニーズなき寄付は現地の産業を破壊してしまう可能性を孕んでいる。 ケニアやウガンダ、タンザニアなどが構成している東アフリカ共同体では、古着や靴の輸入額は1億5100万ドル以上、ケニアだけでも毎年約10万トンの古着が輸入されている。技術面で進んでいる先進国でさえも大量に余る古着を処分できないにもかかわらず、処分場の施設が整っていないアフリカで処分できるとは到底考えられない。また、寄付によりタダで国内に洋服が入ってこれば、現地の人々はタダで洋服を入手することができる。わざわざ洋服を購入する必要がないのだ。そこで打撃を受けるのは、現地の仕立て職人や繊維産業に従事する人々である。事実、

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