【記事の要約】製薬会社は、ロシアへの制裁と患者の命を奪わないようにすることのジレンマに陥っている。製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソンは、増え続ける欧米企業の例にならい、ロシアでの事業縮小を新たに発表した。加えて、多くの会社はロシアの医薬品販売による収益を、ウクライナの支援への寄付に当てている。しかし、人道的な理由でロシア市場から一部撤退するというニュアンスのメッセージに対して、消費者や株主は依然として厳しい目を向けている。【私の考え】完全に撤退すると、患者の命に関わる問題であるため非難される。一方、商売を続けると、不完全な対応だと非難を浴びる製薬会社の立場はとても難しい。製薬会社といえども、会社の目的は利益の追求につきるため、消費者や株主から理解を得られなければ、ロシア市場から完全撤退する可能性がある。消費者の厳しい対応を迫る声は、どこまでの正しさを持つのかということについて考えさせられる出来事である。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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