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【備忘録】デザインリサーチの教科書(木浦幹雄、2020年)

▮読後感使い古された言葉である「お客様は神様」と、デザインリサーチでいう「ユーザー中心」は異なる。ペルソナという架空の顧客を定義するのではなく、あくまで顧客のニーズを深掘りし、そこから本当の課題を発見し、そして解決策を導く。そうした一連の事柄について書かれている本。ロジカルシンキングでは、VUCAの時代に十分な思考ができない。デザインシンキングがこうした時代に求められている。私が公共性政策大学院で学んだのは主に定量評価などであり、どちらかといえばロジカルシンキングだったように思う。EBPMの潮流が押し寄せてきている中で、そうしたことをまなび実践してきたことは意義あることだと考える。しかし、政策立案においてロジカル新規軍だけで不十分だ。全く意味がないとはいえないが、これから求められる資質からすると、その半分しか得ていないことになる。何が問題かを定義する。これが非常に重要であり、ロジカルシンキングだけではなかなか解決できない課題であると思う。本書は、デザインリサーチと呼ばれる手法について、教科書と銘打っている通り、一通りのやり方を丁寧に記載しています。デザイン思考をどのように実務に活かしていこうとするのかを考えるには最適の一冊だと思います。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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