上野でやっていたポンペイ展を観てきました。公的な美術展のチケットとしては強気の 2100円という価格設定でしたが、十分それに見合うすばらしい展示でした。いくつか感じたことをまとめておきましょう。
1.古代文明の技術レベルの高さに驚愕ポンペイは紀元前数世紀あたりから紀元後の 79年まで、現在のイタリア南部に存在した古代都市です。
つまり、紀元前後の文明なわけですが、そこで使われた水道管がこちら ↓明治時代あたりの水道管かと思いましたよ・・・2000年前にこんな水道管を作ってた(&使ってた)なんてびっくりです。
こちらは調理器具
もしかしてポンペイ人て、たこ焼き食ってたのか? (それともエスカルゴとかマフィン??)
↓
さらには下記、なんだと思います?これは膣鏡。医療器具です。えーーーー 紀元前の医療って、どんだけ進んでたの?? ってかんじでしょ。これで何を調べてたんでしょうね? 妊娠してるかどうか? それとも婦人病? 子宮頸がんとか??ほんと、技術レベルの高さには驚愕です。
2.最先端文明でも一夜で滅びるふたつめに感じたのがコレです。こんな高度な文明を誇っていたポンペイなのに、実は近くの火山の噴火により、突然に消滅してしまいます。下記が現在の写真で、向こうに見えるのが噴火したヴェスヴィオ山今は写真のように街並みの遺跡も掘り出されていますが、79年の噴火時には火砕流と灰で埋め尽くさ
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