現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! ウクライナ情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりを受け、日米の株式市場は調整を続けています。ただし、現時点では、「ロシアによるキエフ侵攻は発生せず、外交的な決着で幕を閉じる」というのが今後のメインシナリオです。とはいえ、今後も活発な外交的・政治的駆け引きが続く見込みです。市場では、米欧露の要人発言などに反応する格好で投機筋による“売り仕掛け”や“買い仕掛け”が活発に行われるため、ニュースの「ヘッドライン」で市場が右往左往することでしょう。そのため多くの投資家はリスクオンとはならず、リスクオフで様子を見ている可能性が高いです。このため、買い需要よりも売り需要の方が勝りやすく、「上り難く下がり易い相場」が継続することでしょう。
Source: ダイアモンドIT
コメント