今回のインフレに利上げは効くのか？

　コロナ禍によって2020年はどの国も経済的に大きなダメージを受けたものの、2021年には回復の兆しを見せ、経済成長率は回復に向かっている。大体欧米なら5－6％程度、日本は2％弱の経済成長を2021年には記録したのだが、同時に進んでいるのがインフレーション（物価水準の上昇）である。　アメリカでは特に大きな問題となっており、2022年の1月には前年同月比で7.5%も上昇し、これは約40年ぶりの高い伸びだった。2021年には経済の回復に伴って株式市場も好況で、前回のブログのようにややバブルの様相を呈していると言われることもある。一般的にはこのような状況で登場してくるのが中央銀行である。中央銀行の仕事はパーティーが盛りがってきた時にフルーツポンチを取り上げることだとよく言われるが、今がその時ではないかというのだ。そしてフルーツポンチを取り上げる指標として、大体どの国もインフレーションターゲットを設けており、約2%程度のインフレ率が基準になっていることが多い。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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