経済学の理論をわかりやすく解説する本は数多くあるが、本質をわかりやすくしかもわかりやすい例えを多用してまとめているのは本書くらいではないかと言わせんばかりの分かりやすさと比喩の多さ。現在の資本主義の起源や人々が通説として信じていることが必ずしも正しくないことを面白く書き上げている。・全ての起源であるのは、利潤であり、農耕社会へと推移することで利潤を蓄えることができた。この利潤こそが、人類を永遠に変えるような、偉大な制度のうみの親になった。超過利潤をどのように利用するかを記録するために文字が出来が上がり、文字によって構造が規定された。言語の発明によって社会の中に構造が持ち込まれたのである。一部の支配者が支配者にとどまるための文字の存在が欠かせなかったというわけだ。それらが、官僚、軍隊、宗教を産んだ。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
スポンサーリンク
#33 父が娘に語る経済の話
最近の投稿
- とあるひろしの失敗経済学〜『保険』編〜
- 【レイヤー2戦争】ブロックチェーン・スケーリングソリューションの栄枯盛衰
- 大手航空会社だから安全?LCCは本当に信頼できるのか?衝撃のデータ
- 12コーチングx内部監査:新任監査人(金融機関)成長ストーリー~配属後6ヶ月間の学びと気づき~
- 3076あいホールディングス、岩崎通信機を持分法適用会社へ、M&Aで拡大、ニッチ産業
- Permira’s Brian Ruder talks AI, Squarespace acquisition, and the value of co-leadership
- 2024年10-12月米国企業決算Earnings Callまとめ: 通信サービス(XLC)セクター
- 2024年10-12月米国企業決算Earnings Callまとめ: 情報技術(XLK)セクター
- 中国の「低空経済」とは?その可能性と課題を探る
- ケース34. ゼークトの組織論〜人の才覚を活かすリソースアロケーション〜
コメント