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インドの国営生命保険会社LICがIPOで約9200億円の資金調達を計画

インドの政府系保険会社であるLife Insurance Corporation of India(LIC、ライフ・インシュアランス・コーポレーション・オブ・インディア)は、現地時間2月13日、市場規制当局に目論見書の草案を提出。同国最大のIPOで約80億ドル(約9200億円)を調達するために株式の5%を売却する計画を発表した。
Narendra Modi(ナレンドラ・モディ)政権は、この国営生命保険会社の株式約3億1600万株を売却する予定であると、この目論見書の草案には記されている。同社のIPOは、拡張予算を捻出するためのモディ政権による民営化推進の最新の取り組みだ。保険会社にとって重要な指標の1つである、同社のいわゆる「エンベディッド・バリュー」は、715億6000万ドル(約8兆3000万円)とみなされている。保険会社の市場価値は、一般的にエンベディッド・バリューの3倍から5倍といわれている。今回の新規株式公開では、LICは新株の発行を計画していないという。
インドのAramco(アラムコ)の場合と比較されるLICの新規株式公開は、同国のベンチマーク株価指数であるSensex(センセックス)が最近の売り越しから回復を図ろうとしている時期に行われる。ここ数週間は、2021年22億ドル(約2500億円)のIPO(当時は国内最大)を申請したPaytm(ペイティーエム)や、Zomat

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