現在の日経平均株価や株式市場の状況と今後の見通しについて、アナリストの藤井英敏さんが鋭く分析! 世界的なインフレ加速への懸念を背景に、欧米の中央銀行がタカ派姿勢を強めています。このため金利の先高観が強まり、株式市場では、とりわけ高PERのグロース株への売り圧力が強い状況が続いています。これが日米共に、主要な株価指数の上値圧迫要因になっています。米国では長期金利の高止まりで、高PERのハイテク銘柄を中心としたグロース株に相対的な割高感を意識した売りが出ています。また、新型コロナウイルスの新規感染者数が大きく減少していることから、旅行・レジャー関連株などのアフターコロナ関連や景気敏感株が買われ、NYダウを押し上げました。日本株に関しても、同様の物色動向となると見ていますので、高PERのグロース株は避けましょう。逆に、旅行・レジャー関連株などのアフターコロナ関連を狙うべきだと思います。
Source: ダイアモンドIT
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