ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

勤務先への帰属意識が弱まった先にある景色

「帰属意識」とは、1963年に東京大学の尾高邦雄教授がつくりだした造語。尾高教授は帰属意識を次のように定義した。「帰属意識または帰属性とは、ある集団の成員が、単に形の上でそれに所属しているだけでなく、生活感情のうえでもそれの一員であり、その集団を自分の集団、自分の生活根拠として感じている度合いをさす」要するに帰属意識とは、ある集団・組織に所属しているという意識や感覚のことで、帰属意識が高い状態というのは、その集団・組織に所属し続けたいという気持ちが強いということ。現在、大企業の従業員の勤務先への帰属意識は低下している。働き方改革やコロナ禍でのリモートワーク等でさらに拍車がかかってい状況。私が所属している銀行業界、特に個人営業の世界では、近い将来取扱う金商品・サービスの手数料のほぼ全てが無料化し、対面営業がなくなってくると思われる。その影響で個人営業に従事する銀行員の「個人事業主化」がさらに進み、会社への帰属意識は猛烈に弱まっていくことが想定される。仮に帰属意識の弱体化が不可逆的な流れなのだとすれば、それに変わる新しい構造を社会は必要とするだろう。会社組織の解体に対応し、いわば歴史の必然として、新しい社会の紐帯を形成する構造が求められる。希望的観測だがSNSがもしかしたらその役目を果たすことになるのかも知れない。今はまだ、銀行員が積極的にSNSで発信することは珍しい状況だが、近い将来

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました