「みんな宇宙見上げて『暗い』って言ってる」武田真治が“諦めが人生を前進させる”と提言する理由
「若いうちはとにかくガムシャラに頑張れ」。耳にタコができるほど聞く、この手のメッセージ。わかります。その正しさ、頭ではよくよくわかってます。でも正直ちょっと…疲れてしまうときもあるのは正直なところ。そんな"頑張りすぎて疲れてしまったあなた"へ、このお方のインタビューをお届けします。【武田真治(たけだ・しんじ)】俳優、サックスプレイヤー。1989年、高校在学時に「第2回ジュノン・スーパーボーイ・コンテンスト」でグランプリを受賞。ドラマ、映画、音楽の世界で幅広く活躍。2018年にはNHK「みんなで筋肉体操」で大きな話題を呼び、NHK「紅白歌合戦」にも出演している俳優・武田真治さん。昨年11月に上梓した書籍『上には上がいる。中には自分しかいない』で、"頑張りすぎて自分を追い詰めてしまった20代"と、そこから抜け出してたどり着いた「諦めるマインド」について綴った武田さんに、「頑張りすぎてしまいがちな若者へのエール」をいただきました。〈取材=サノトモキ〉サノ:書籍を拝読したのですが…しんどい時期に自分を肯定できるような言葉がたくさん書かれていて印象的でした。 とても優しい本だなと。武田さん:ありがとうございます。ただ、ひとつ誤解のないように言っておくと…これは「頑張りすぎて疲れちゃった人」のためにつくった本なんですよ。頑張ってもいないのに「いいことなんて何もない…」などと嘆くのは、
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