本書(以下「本書」はすべて『サラ金の歴史 消費者金融と日本社会』を指します)は「金融技術」と「人」の2つの視点からサラ金(消費者金融)の歴史を辿る内容になっています。著者が述べるように、今までの金融史研究では正面から取り上げられることのなかった「家計の内部における夫と妻のせめぎあい」(p.10)に着目する「家計・ジェンダーアプローチ」を取り入れているのが本書の特徴です。本書では1910年代から2020年までの約百年が6章に分けて分析されていますが、ここでは大まかに分けて「素人高利貸」、「団地金融」、「サラ金」という3つの観点から内容を見ていきましょう。なお、以下で概観するにあたっては「金融技術」面を取り上げ、最後のまとめにおいて「人(ジェンダー)」の部分に触れます。●「素人高利貸」続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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『サラ金の歴史 消費者金融と日本社会』レジュメ
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