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Q:広告費は無駄だから減らせと言われます。適正金額は売上げの何割ですか?

 商売は猟と似ています。 捕獲した獲物の肉や毛皮を売って、次の猟に使う物を仕入れ、生きるための食糧などを買います。まだ一頭も捕獲できていないのに、あれこれお金を使う算段だけすることを「捕らぬたぬきの皮算用」と言いますね。商売に置き換えたら、未来の売上げは「捕らぬたぬきの皮算用」と同じです。「毎月の売上げは保証されておらず、確定しているのは支払いのみ」というのが商売ですから。 猟に必要な鉄砲や猟犬といった道具は、最初の一頭を捕獲してから手に入れたでしょうか。いいえ、猟を始める前に用意しますね。 商売における広告宣伝費は、この道具と同じです。 売上げの何割が適正かなどと考えて準備はしません。手持ちのお金でできる限りの備えをします。道具がなくては猟ができないので、無駄だとも思いません。 猟を成功させる条件は ①道具があること ②できるだけ良い道具を使うこと ③猟に出続けること ④技術の練習をすることの4つです。 商売に置き換えてみたら ①広告を出す ②広告反応のアップを工夫する ③広告を出し続ける ④専門技術を磨くの4つになります。 時々「広告は儲かってからやってみます」などと言う人がいますが、「ダイエットのためにスイミングに行くのは痩せてから行きます」というのと同じくらい本末転倒でしょう。 広告に適正金額はありません。手持ちの現金から、毎月続けられる額を使い続けることが適正な広告費用の

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