インターナル施策はプレゼンではなく、セッションで決めよう!
近年改めてニーズが高まっているインターナルコミュニケーションに関する本連載。今回はいよいよ、具体的な企画立案のプロセスについて解説していきましょう。
これまでの記事でも述べてきた通り、インターナルコミュニケーションの本質は、部門を超えた企業文化変革に向けての全社運動です。つまり、複数の部門、多くの従業員との緊密な連携が不可欠であり、円滑な合意形成がなされることが、成功のための必須条件になります。
また、外部のパートナーからの提案を受けて推進するとしても、自社のことを最もよく分かっているのは、当然ですがその企業の従業員の皆さんです。そこが、市場や生活者に対するインサイトなど、外部環境に詳しいパートナー企業からの提案を取り入れながら推進するマーケティング施策とは大きく異なるポイントです。
パートナー企業から他社での成功事例をもとに具体的な提案を受けたとしても、なんとなく自社ではうまくいく気がしない。そのためインターナルコミュニケーションのプロジェクト立ち上げをためらってしまう。そんな経験がある方もいるでしょう。
今回は、筆者が多くのクライアントの支援を担当させていただいた経験から、自社に最適なインターナルコミュニケーション施策を策定するために必要な考え方と、セッションの一例を紹介します。
インターナルコミュニケーションは、ビッグアイデア<ライト
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