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No2 いい加減な街

世の中の様々なことは多分に主観的な面があり自分にとってはいいことのように見えてもそれを悪いと判断する人もいる。例えば第2次世界大戦は日本の言い分としては西欧の植民地支配から解放するという理由を掲げていたが、西欧側としては既存の秩序を破壊させるならず者ということになっていた。やり方が適切だったのかどうかという問題があるが、ここではそれは触れずに、物事の評価の主観性というものに注意してもらいたい。さて、第2次世界大戦では様々な主義主張をもつ国が戦い合ったわけだけれど、一つだけそれらの国に共通していた原則がある。いいかげんは悪というものだ。いい加減ということば自体がなかなかいい加減なもので、その意味を真剣に考えるとはてなんだったかなとなる。改めて辞書を引いてみると、適度なこと、物事が中庸であること、適度であること、不完全であること、やるべきことをしないこと、でたらめ、雑、などの意味が並んでいる。これらを総合すると、「本来的にあるべき状態に至っていないこと」ということになりそうだ。そこに文節から良い意味「適度」、悪い意味としての「未達」という使われ方が生じているのだろう。ちなみにいいかげんには強調の使われ方もあって、例えばいいかげん早くしなさい、などといった用い方だ。しかし、よく考えるとこれももっと早くするべきところ今に至ってもしていない、つまり今し終えていなければならないのに終えていない

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