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2030年度にEC売上1000億円、EC化率5割をめざすオンワード樫山。実店舗とECが連動した新業態「OMO型店舗」の出店拡大


オンワードホールディングスの中核事業会社であるオンワード樫山は、OMO型店舗「ONWARD CROSSET STORE」「ONWARD CROSSET SELECT」の出店を拡大する。
これまでに埼玉・愛知・千葉・高知で4店舗を展開。阪神梅田本店など新たに10店舗を出店し、全国13都府県、計14店舗に拡大する。
OMO型店舗「ONWARD CROSSET STORE」「ONWARD CROSSET SELECT」は、2021年4月にスタートした実店舗とオンラインストアのメリットを融合した新業態。ブランドの垣根を超えた売り場作り、商品のほかサービス提供の場を併設していることが特徴だ。
「ONWARD CROSSET SELECT」の店舗イメージ
埼玉・名古屋・千葉の郊外ショッピングセンターを中心に展開。自社のアパレルや雑貨のほか、コスメやフェムテック商品、インテリア雑貨など、ブランドの垣根を超えさまざまな商品を販売。物販に加え、オンライン上の商品を取り寄せて試着・購入できる「クリック&トライ」、「リペア&メンテナンス」などのサービスを導入し、新たな顧客体験を提供している。
「クリック&トライ」の利用が好調で、2021年2月に試験導入していた「ONWARD CROSSET SELECT高知大丸」において、2021年3~7月の売上高のうち約半数(49%)が「クリック&トライ」を利

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