韓国のインターネットサービスプロバイダー(ISP)で同国の通信企業SK Telecomの子会社であるSK Broadbandが、Netflixを反訴して、このストリーミングプラットフォームが過去3年間使用した帯域への支払いを要求している。
この訴訟は、韓国の裁判所が6月にNetflixに不利な判決をしたことが契機だ。それに力を得たSK Broadbandは、ストリーミングのプラットフォームに対して、彼らが過剰な量の帯域を消費し、ネットワークのトラフィックを重くしていることに対して、ネットワークの使用料を請求している。
Netflixの広報担当者は、TechCrunchの取材に対し「SK Broadbandが当社に対して起こした訴件は今後検討する。その間私たちはオープンな対話を継続してSK Broadbandと協力する道を探し、弊社が共有している顧客のためにシームレスなストリーミング体験を確保したい」と述べている。
米国のストリーミング巨人は最初2020年に最初に申し立てた訴訟に敗訴し、7月にはその判決に関して上級裁判所に控訴していた。その訴訟では、ネットワークを管理する立場にあるSK Broadbandには、帯域の料金を請求する権利がない、と主張していた。Netflixは、このISPが「二重請求」をしようとしている、と主張した。すなわち一般ユーザーがすでにブロードバンドの利用に関し
コメント