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違和感

シティセールスという言葉に多少の違和感を感じてしまう。その感覚がどこから来るのかと言うと、シティセールスの取組の性格として、どうしても自分のことを実際よりも良く見せようとする、自分で自分を宣伝する文化であることに覚える厚かましさからだ。従来から自己犠牲的で奉仕という言葉を信念として持ってきた公務員達は、シティセールスの取組に、宣伝に特有の胡散臭さを感じてしまうと思う。シティセールスの取組の中核にあるブランド化という作業にも信頼はほぼ無い。自治体というものは、そのサービス対象を選ぶことなく公益を追求し、共通善の実現を使命とする団体だ。だからこそ住民からは信頼をもって迎えられる。しかし一度自治体がブランドを掲げてしまうと、個々の住民はそのブランドに好意を持つものと持たないものに二分されてしまう。それにより住民間の協調性は欠落してしまうとともに、一度好意を持たないことを認識してしまった住民の満足度は上がることは無いだろう。そもそも、本来、自治体というものはこれら個々の住民の好き嫌い感情に気を遣いながら運営していくものだったのだろうか。ブランドなどというものも顕在化させる必要性などあったのであろうか。現時点における自治体の魅力はどうであれ、自治体とは、住民皆が肩を寄り添って公益の実現を目指して理想を持って一緒に取り組んでいく団体だったんじゃないか。自治体を選ぶとは、ただ新居を選ぶということ

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