Twitter(ツイッター)は米国時間9月9日、アカウントが自分のプロフィールにラベルを追加して自らがボットであることを明らかにする新機能を発表した。この機能は、ニュースや公的機関の発表などをリツイートするボットのような自動アカウントと人間が運営しているアカウントを利用者が識別しやすくするために作られている。ただし、人間のふりをして誤情報やスパムを拡散することもある「良くないボット」を利用者が識別できるようには作られていない。
Twitterはボットにラベルを付けることを何年も検討してきた。
2018年にTwitterのCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏は米上院情報委員会のヒアリングで、ユーザーにはTwitterプラットフォーム上で自分はボットと話しているのか人間と話しているかを「知る権利」があると考えているのかと質問された。ドーシー氏はツイートの背景をもっとわかるようにする必要があることに同意し、可能な範囲でボットの識別について検討しているとした。ただし同氏は、TwitterのAPIを利用しているボットに比べると、スクリプトで人間のように見せかけているボットは特定が難しいことも指摘した。
2020年にTwitterはついに計画を固め、人間が運営しているアカウントと自動化されているアカウントをユーザーが区別できるようにする新機能を今後導入すると述べた。202
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Twitterが「良いボット」を示す新ラベルのテストを開始
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