マネックスという証券会社がありますが、これとまったく別の業界で「マネXX」と陰口をたたかれる製造販売会社がありました。他社が開発した製品を何でもマネをして製造販売をするのでこういわれていました。しかし、この会社は、米国製品の日本での販売に貢献したとのことで、かつて米国大統領就任式典に招待されたほど成功しています。スポーツシューズの業界でも、R&Dにコストをかけず、大手が高機能製品を市場に投入すると、高機能の部分は真似をせず、コスメティック(外観)だけを参考にして、あたかも最新のスペックをもつシューズのような雰囲気をもつ普及品をつくるメーカーがあります。一般消費者には、トップアスリートが要求する高機能は、オーバースペックなので実際にその機能を使う機会はないと思います。その不要な機能を除き外観をそれらしく表現するとで、トレンディーで低価格な製品を一般消費者に提供することができます。低価格の理由は、R&Dのコストをかけていないこと、また売れ筋商品のコピーのようなものですから、外れのリスクもあまりないからです。著作権の制限がありますので、全く同じ機能と外観を取り入れることができないので、機能が劣ることは仕方ありません。それに加えて、最新機能もどきが搭載されている雰囲気をもった低価格品のニーズに応えることができます。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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