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『会社は誰のために』 御手洗冨士夫・丹羽宇一郎

引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000001537 ◇読者レビュー◇ 現代サラリーマンに何が求められているのか記者名 G藤 T志2006-09-21 08:50 勝ち組企業のトップであった御手洗富士夫氏(キヤノン)と丹羽宇一郎氏(伊藤忠)の対談本である。 ライブドアや楽天、王子製紙などのM&Aや敵対的TOBなどが問題視されているが、資本主義の原理原則からみれば会社は株主のものである。しかし、現実に会社を動かしているのは経営者と社員であり、会社で仕事をするということは、自分のため、家族のため、ひいては株主のためであり社会のためであると説く。 本書は、よくある会話形式の対談ではなく、ある共通の問題に対する両氏の見解が述べられているに過ぎないので、丁々発止の臨場感に乏しい感じは否めない。 著者が意図するがごとく、読後に「元気が出る」かどうかは保証の限りではないが、「経営者という種族が何を考えているのか」を知るには、うってつけの本と言えよう。文藝春秋1300円(税込)2006年7月四六判続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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