山本康正「銀行を淘汰する破壊的企業」
・本書は、これからの銀行業界に大きな影響力を持つ世界最先端11社を分析し、2025年の銀行の姿を読み解く未来予測書。・銀行の未来を決める11社①Google②Amazon③Facebook④Apple⑤PayPal(ペイパル)⑥Stripe(ストライプ)⑦アント⑧アファーム⑨コインベース⑩キャベッジ11ロビンフッド・日本の銀行はいまだに預金量で競い合っているが、膨大な預金量の約70%は高齢者の預金のため、相続によって縮小するなどがあり、このことを鑑みれば、預金量に注目し過ぎることはリスクが高い。・北欧など寒い国では、現金をトラックに運ぶだけでかなりの労力かつコストがかかる。このことから、現金にはデメリットがあり、エストニアでは現金はほぼ使われずらスウェーデンでも、キャッシュレス化は日本と比べて圧倒的に進んでいる。・これまで人が介在することで行われていた各種手続きや審査は、すべてAIによるオンライン上で完結するようになる。つまり、スマートフォンで完結できるようになり、いずれはATM.店舗、窓口の銀行員などが消えていく世界になるであろうと予測される。・給料の銀行振り込みがなくなり、Amazonギフト券やSuicaでのチャージシフトする可能性がある。・日本の証券会社で生き残るのは、デジタルとデータを活用した企業である。・これからの銀行員が生き残るために必要なこと。①20代は徹底的に金融の
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