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2021年8月19日愚痴が多くなる今日この頃

 私が介護職員になって以後、そして介護の仕事をしている友人にもたずねたのだが、私は一度も事例検討会というものに参加していないし誘いもない、友人も参加したことがない、そもそも事例検討会とはなになのかわからないとのことだった。ケアマネをしていたころはだまっていてもあちこちから事例検討会や勉強会の声がかかったものだ。ケアマネなんぞ、ただでさえ頭でっかちなのに(偏見)、そういうのに参加して余計に頭でっかちになってしまうのではないかと思うのだが、一方で理論学習や事例検討会が一等必要と思える最前線で働く介護労働者にその機会が少ないというのはどういうことかと大いに疑問に思う。おかげでパーソンセンタードケアの視点を持つ介護労働者というのがとても少ないように思える。平気で「あの利用者はわがままだ」とか「短期だ」とか性格の問題として状況を捉えてしまう。認知症の特徴を考えると、わがままだとか短期だなどという感想は出てこないと思うのだが。 事例検討会の場というのは実践力を高めるだけではなく、介護労働者としての倫理観を養う場でもあると考える。特に施設介護など閉じた場で働いている介護労働者の場合、経験の偏りから、重要な倫理観の欠如や軽視が見られる場合がある。事例検討会への参加を通じてよその職場でどのような努力をしているかを知ることで、その人の支援力を高めるのみではなく、職場の倫理観を高めることもできるはずだ。

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